OneDrive を使用する

ここでは、次の順番で操作および確認を行う：

PC OneDrive フォルダ（ローカルフォルダーとも言う）内に置いたファイルが、オンライン（クラウドとも言う）の OneDrive (OneDrive.com)と同期していること、そのあとに Web 上で編集したファイルも、PC OneDrive に同期されるかどうかを確認しましょう。

Ａ．ファイルを PC OneDrive フォルダーに移動する

OneDrive にファイルを移動するには、エクスプローラーを開き、OneDrive フォルダーにファイルをドラッグします。

下の例は、「PC」＞「ドキュメント」＞「練習」フォルダーにある「練習.docx」ファイルを、OneDrive にあるフォルダー「Documents」へ移動する様子を示す。

B．Office に Microsoft アカウントでサインインする

Microsoft アカウントを使って Word や Excel からサインインすると、ファイルを直接 OneDrive に保存できるようになる。

そうしたことができるように Microsoft アカウントで Office にサインインします。

Word あるいは Excel を起動し、［サインイン］をクリックする。

［サインイン］画面で、Microsoft アカウントのメールアドレスを入力し［次へ］、
パスワードを入力し［サインイン］をクリックする。

サインインが完了するとユーザー名が表示される。

C．Office ワードで作成した文書ファイルを PC OneDrive に保存する

➊ 作成・編集したファイルを［名前を付けて保存］する

Office の Word を起動する。
Microsoft アカウントでサインインしていることを確認する
文書を作成する。ここでは「これは OneDrive の練習ファイルです。」のような、簡単な内容で構わない。
［ファイル］から［名前を付けて保存］をする。

➋［OneDrive - 個人用］内のフォルダーに保存する

「名前を付けて保存」では、「OneDrive - 個人用」が標準で選択され、右側にはその中の「最近使用したフォルダー」が表示されているのを確認する。
現存するフォルダーを指定するにあたり［参照］をクリックし、保存先フォルダーを「練習」とし、ファイル名を「練習１.docx」として保存する。

➌ エクスプローラーを起動して、保存された文書ファイルを確認する

「OneDrive」の「Documents」フォルダーには「練習.docx」ファイルが、
「OneDrive」の「練習」フォルダーには「練習１.docx」ファイルがあることが確認できる。

D．オンライン（クラウド）の OneDrive を確認する

❹ オンライン（クラウド）での表示へ移動し、保存されたファイルを確認する

通知領域内の OneDrive （白い雲）アイコンを右クリックし、［オンラインでの表示］を選択する。
ブラウザが起動し、Web 上の OneDrive フォルダーが［ファイル］ビューで表示される。
「練習」フォルダーをダブルクリックして開く。

「練習」フォルダー内に「練習１」文書があるのが確認できる（下図は、「練習」フォルダーを開いた状態）。

「練習１」文書をクリックすると、［Word Online］で文書の内容が表示されて開いているのが確認できる。

E．Web 上の OneDrive でファイルを編集する　－　Office Online を使う

OneDrive に保存したファイルをクリックすると、Word Online や Excel Online の画面が表示され、ファイルを編集できます。編集した内容は自動的に OneDrive に上書き保存されます。

Word Online、Excel Online って何？

Word Online、Excel Online は、Webブラウザー上で使用できる無料のオンラインアプリケーションです。まとめて Office Online と呼びます。これらを利用すれば、OneDrive に保存した文書やブックを閲覧、編集できます。Office がインストールされていないパソコンからでも、インターネットに接続できる環境であればデータの簡単な編集や修正ができるので便利です。

また、共有するひとつのファイルを複数の人が同時に編集する場合に Office Online を使うことで競合を防ぐことが出来ます。