Microsoft アカウントとは?
Microsoft アカウントは インターネット上で Microsoft に個人認証を行う手段のひとつです。
Microsoft が提供するサービス(例、OneDrive)を利用する上で、個人を認証するために必要なものです。
ローカルアカウントと Microsoft アカウントの違い
パソコンの電源を投入して使用するには、まずサインインが必要です。サインインするには自分の身元をパソコンに通知(入力)しますが、それがアカウントです。Windows にサインインするアカウントには、ローカルアカウントと Microsoft アカウントの2種類があります。使用するパソコンでのみ使用可能なローカルアカウントと、複数のパソコンで使用可能な Microsoft アカウントです。
別な言い方をすれば、ローカルアカウントは特定のパソコンのユーザーを認識するものでパソコンに固有なものです。一方、Microsoft アカウントはWindows のサービスを受ける個々人を認識するもので個人個人で固有なものと言えます。その個人が複数のパソコンで同じMicrosoft アカウントでサインインすることも可能です。
ローカルアカウントは使用するパソコンごとにユーザー名と任意でパスワードを登録し、サインインするためのアカウントです。パソコン固有のアカウントです。このため、ローカルアカウントでは、Windows ストアからアプリをダウンロードしたり、Microsoft 社が提供するオンラインサービスを使用したりすることができません。
Microsoft アカウントは、電子メールアドレスとパスワードを使用して、Microsoft 社が提供するオンラインサービス(OneDrive など)や Windows へサインインするためのアカウントです。インターネット上で個人の認証を行います。Microsoft アカウントでサインインすると、Windows ストアから任意のアプリをダウンロードすることができます。また、複数のパソコンに同じ Microsoft アカウントでサインインすると、個人設定をオンラインで同期して、パソコンのテーマや壁紙、ブラウザーのお気に入り、アプリなどを共有できます。
Microsoft アカウントのかたち
Microsoft アカウントは、次のようなかたちで表示されます
アカウント名: 姓 名
ユーザー名: メールアドレス (例:name@abc.ne.jp)
パスワード: ●●●●●●●●(個人が設定できる)
アカウント名(姓名)とユーザー名
Microsoft アカウントの場合、この二つの区別が紛らわしい。
ユーザー名は、世界で只一つしか存在しない単一無二のメールアドレスを使用していることから、個々を識別する重要な位置付けと考える。一方アカウント名は姓名を使うようにガイドされているが、表示名としている資料もあります。同じ姓名の人が複数存在するように、これだけでは絶対的に個々を識別するものとならず、言わば従のものだ。
なぜ Microsoft アカウントの ID はメールアドレスのかたちをとるのか?
Microsoft アカウントのユーザー名( ID と呼ばれます)として使われるのは、name@abc.ne.jp のメールアドレスのかたちです。メールアドレスは、世界で唯一無二のもので、いわば本人確認に使われます。メールアドレスのかたちになっているので、Microsoft 社からの連絡も、このアドレスにメールを送ってきます。
そのため、Microsoft アカウントを作成・登録する場合に、IDとして設定されるメールアドレスは、パソコン内のメールソフトにメールアカウントとして設定され、いつでもメールを受信できるようになっている必要があります。
Microsoft アカウントの具体例 - Windows 10 の場合
具体例です。Windows 10 の場合:
[設定]から[アカウント]を選択し、[ユーザーの情報]を確認します。
同じものは、「スタート」メニューの「一覧式メニュー」のトップにあるアカウントアイコンをクリックし[アカウント設定の変更]をクリックしても表示できます。
Microsoft アカウントの具体例 - Windows 8.1 の場合
チャーム[設定]→[PC設定の変更]→[アカウント]→[お使いのアカウント]を確認する
Microsoft アカウントを登録済みかどうかで、このあとの操作が異なります。